千屋肥育センター最優秀2席/最高値で市場からも評価
2017.12.10
第56回岡山県枝肉共進会(12月7日・岡山食肉卸売市場)で、JA阿新千屋肥育センターが和牛・去勢の部で最優秀賞2席に輝くなど千屋牛が好成績を収めました。和牛の部には県内の枝肉50点が集まり、新見市内からは4農場が20点を出品。肉質等級3以上の上物率は、100%と品質と技術の高さを示し、年末の牛肉需要期に向けて市場に活気をもたらしました。
審査では霜降りの度合い、肉の色つや、肉質のきめ細かさ、脂肪の質などを総合的に評価。最優秀賞2席に入賞した枝肉は、歩留り、肉質等級が最高格付けのA5、脂肪交雑(BMS)が最高の12という抜群の成績でした。上場した枝肉の中では最高値の4401円/㎏で落札され、千屋牛の引き合いの強さを見せました。
千屋肥育センターの職員は「市内の繁殖農家から導入した子牛で受賞でき、農家を守るJAの立場としてうれしい。気配りや目配りをして大事に千屋牛を育て、消費者に安定して届けたい」と話しています。
JA阿新管内の上位成績
(最優秀2席を除く)
和牛・雌の部=最優秀賞3席・4席・峠田一也さん
肉豚の部=最優秀賞首席・岡山JA畜産(株)吉備農場